会計年度H-1B抽選登録は3月4日開始
米国移民局(USCIS)は、2027会計年度H-1Bビザ枠登録手続き(「H-1B抽選」)を、2026年3月4日午後12時(米国東部時間)に開始し、2026年3月19日午後12時(米国東部時間)まで受け付けると発表しました。
抽選で選ばれた登録者の雇用者は、2026年10月1日(政府の2027会計年度初日)から利用可能な最大85,000件のH-1Bビザ承認枠のうち、1件のH-1B枠申請書を提出する資格を得ます。 このうち20,000件は、認定機関で米国の修士号以上を取得した個人に割り当てられます(「修士号枠」)。
昨年のH-1B抽選と変わらない点は?
- USCISオンラインアカウント登録: 雇用者は、H-1Bビザ取得希望者1名につき、電子登録を作成し提出する必要があります。
- 登録料: H-1B抽選の登録料は215ドルのままとなります。
- 雇用者1社につき1件の登録: 雇用者はH-1B労働者候補者1名につき1件の登録のみ提出が可能です。
今年のH-1B抽選における新要素は?
- 登録に必要な職務詳細: 雇用者は、職種、勤務地、およびこの役職で提供される一般賃金水準に関する情報を提供する必要があります。米国労働省(DOL)の職業別雇用・賃金統計(OEWS)システムでは、職務遂行に必要な技能に基づき、4つの一般賃金水準が設定されています。 レベルI賃金は「初級レベル」、レベルII賃金は「適格者」、レベルIII賃金は「経験者」、レベルIV賃金は「十分な能力を有する者」に割り当てられます。
- 賃金レベルが抽選「チケット」数を決定: USCISは登録時の賃金レベルに基づきエントリー(「チケット」)を割り当てます。賃金レベルが高いほど、抽選で選ばれる可能性が高くなります。
| 賃金レベル |
抽選券数 |
| レベル I |
1枚 |
| レベルII |
2枚 |
| レベル III |
3枚 |
| レベル IV |
4枚 |
- H-1B申請に必要な書類: 抽選で選ばれた登録分のH-1B申請を行う場合、雇用者は、登録に使用した 賃金水準をどのように決定したかを文書にし、登録内容と申請書の賃金情報に違いがある場合は説明をする必要があります。
追加情報
2027会計年度H-1B抽選変更の詳細は以下に記載されています:
USCISは3月31日までに登録選考結果を雇用者に通知する見込みです。
雇用者の今後の対応
2027会計年度H-1B抽選に候補者を登録する意向のある雇用者の皆様は、必要情報と書類を収集する十分な時間を確保するため、お早めに増田・舟井法律事務所の担当弁護士までご連絡ください。
*H-1Bビザ以外の移民法ニュースに関しては、英語版をご参照ください。
増田・舟井法律事務所は、米国でビジネスを展開する日本企業の代理を主な業務とする総合法律事務所です。
当事務所は、シカゴ、デトロイト、ロサンゼルス、およびシャンバーグに拠点を有しています。
© 2026 Masuda, Funai, Eifert & Mitchell, Ltd. All rights reserved. 本書は、特定の事実や状況に関する法務アドバイスまたは法的見解に代わるものではありません。本書に含まれる内容は、情報の提供を目的としたものです。かかる情報を利用なさる場合は、弁護士にご相談の上、アドバイスに従ってください。本書は、広告物とみなされることもあります。