当事務所の所長である小林弁護士は、米国市場に進出する日系企業にとって、あたかもゼネラル・カウンセル(法務担当役員)のような役割を果たしている。日英バイリンガルである小林弁護士は、日本で働いた経験もある。日系企業における意思決定から決定事項の実施に至る商取引のプロセスなど、日本のビジネス慣行およびビジネスカルチャーを理解している。かかるバックグラウンドとスキルを活かしながら、日系企業の経営幹部に米国の法律とビジネスについて説明し、クライアント企業が投資対効果を最大限に高められるように助言している。自ら支援したクライアントが米国市場で成功するのを見届けることにより、個人的な達成感も得られるのは、小林弁護士にとって喜びである。
M&A、ジョイント・ベンチャー、戦略的アライアンスおよび数億ドル相当の商事取引などを含む、クロスボーダー・ビジネスに関する広範な業務について日系クライアントにアドバイスする。当事務所の知的財産テクノロジー部門に所属する小林弁護士は、情報テクノロジー、ファッション、アプリケーション開発、流通経路・輸送、機械工具、自動車、ロボット工学、食品およびヘルスケア(医療医薬)など様々な産業に携わる上場企業および民間企業を代理している。
フランチャイズ、ディーラーシップ・販売権プログラム、販売代理店や商業代理店との関係、複雑な商用ライセンス取得と共同ブランディングの取り決め、直接販売とビジネス機会など、全面的な垂直的統合経路に関して、クライアントを支援している。米国特許商標庁や商標審判部に出頭した経験も豊富で、商標、サービスマーク、ブランディング、著作権、他の知的財産関連問題について常時アドバイスしている。
さらに、すでに他国で成功している国際企業・ビジネスや法律顧問との関係を深め、そのクライアントが日本、メキシコ、ブラジルなどの市場に進出する際にも助言した。
小林弁護士は、クロスボーダー・ビジネスに影響を及ぼす商取引または知的財産などに関する、広範にわたる法律問題をテーマとした数々のセミナーを日米両国(日英両語)で行っている。
ロー・スクール入学前の数年間、東京で3Com Corporationおよびその前身であるU.S. Robotics, Inc.の製品開発部マネージャーを務めた。ロー・スクール在籍中、東京のロー・プログラムで学び、TMI総合法律事務所(東京)でインターンを務めた。